会長からのご挨拶


(撮影者:南知里会員)

より身近で頼りがいのある弁護士会をめざして

会 長 愛須 一史
副会長 村上 英治
副会長 松田 竜
副会長 岡崎 拓也
副会長 髙野 俊太郎

札幌弁護士会のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

さて、私たちは平成28年4月1日から、平成28年度の札幌弁護士会役員に就任いたしました。1年間どうぞよろしくお願いいたします。

札幌弁護士会では、50年以上前から市民に対する法律相談活動を行ってきており、およそ40年前には、当時としては珍しかった弁護士会による法律相談センターを発足させ、現在まで地域住民の皆さまのさまざまな法律上の悩みごとを受けてまいりました。とりわけ、平成11年から平成19年にかけて、裁判所支部はあるけれども法律事務所がない、あるいは少ない地域を中心に支部センターを開設し、さらには、裁判所支部が存在しない自治体にも定期的に弁護士が出向いて相談を受ける「頻回相談」、高齢者の方々のように相談場所まで出かけることが困難な場合の「出張相談」を展開してまいりました。

そして、全国に先がけて、平成25年10月1日から法律相談センターの相談料全面無料化をスタートさせました。

会員数が約750名にまで増えた現在、以前と比べて、弁護士が身近な存在となってきました。一方、時代の変化により多種多様な法律問題を抱える方々が増えてきているようにも感じられます。

札幌弁護士会では、時代に即応しつつ、これからも市民の皆さまの法的ニーズに適確に応えていく努力を続けていきたいと考えております。

札幌弁護士会の各種委員会では、日々、さまざまな人権、権利の擁護活動を行ってきています。活動にあたっては、「法の支配」の理念の実現を常に念頭においていかなければなりません。

近代立憲主義の基本原理の一つである「法の支配」の理念は、憲法の定める司法制度によって基本的人権の保障を図る原理です。司法の分野では憲法の保障する基本的人権がひとり一人に、具体的に、そして保障が等しく及ぶよう、個別案件の取組みはもちろん、既存の制度・法規制に問題があるとすれば改正を求め、また、新しい制度の導入により新たな権利侵害が起きることがないか調査研究を続け、必要があれば、適時適切に声明を発するなど、社会に向けて行動を起こす、といった活動を行っていくこと、これが弁護士・弁護士会の使命であると考えております。

そして、「法の支配」の理念を法律実務家として実現するため、今後も、幅広く充実した活動を継続していく所存ですので、一層のご支援とご理解をいただきますよう、よろしくお願いいたします。

平成28年(2016年)4月1日

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