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北海道のハンセン病問題を知っていますか?
-過ちを二度と繰り返さないために-
国が全国で行った90年間に及ぶハンセン病患者に対する隔離政策は、道内でも行われていました。
道内の患者は、道や警察、一般市民の密告によって、道が東北6県と青森市内に作った日本最北の療養所に入れられました。
故郷と遠く海をへだてた異境で、多くの人が孤独に亡くなっていったのです。
北海道では被害実態の究明がなされておらず、犠牲者の数も明らかにされておりません。
その一方で、被害の生き証人である元患者の方々は、道内の出身者が38名にまで減少し、その平均年齢も80歳に達しています。
同じ過ちを二度と繰り返さないためには、少しでも多くの方々にハンセン病について知っていただき、被害実態や差別・偏見の原因を検証することが大切です。
ハンセン病の問題を問い続けてきた3人のご報告・ご講演を通じて、その実態と問題点を、皆さんとご一緒に考えていきたいと思います。
日 時 | 2009年12月11日(金) PM6:30~ 【開場PM6:00】 |
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場 所 | かでる2・7(かでるホール) 札幌市中央区北2条西7丁目道民活動センタービル |
参加費 | 無料 |
講師 プロフィール |
■報 告 「遅すぎた”らい予防法”の廃止」 桂田 博祥 氏 (道内出身のハンセン病元患者) 「母への祈り~取り残された北海道の家族の苦しみ~」 清原 愛子 氏 (小樽市) ■講 演 「ハンセン病問題が私たちに問うもの」 徳田靖之氏(弁護士) |
主 催 | 札幌弁護士会、北海道弁護士会連合会 |
後 援 | 北海道、札幌市、社会福祉法人北海道社会福祉協議会、社会福祉法人札幌市社会福祉協議会、財団法人北海道社会福祉士会 |
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