道民フォーラム「いっしょに考える、ハンセン病のこと。」
わが国では、戦前のみならず戦後も長年にわたって、ハンセン病の方々に対する強制隔離が続けられ、道内からも多くの方々が、北は青森から南は沖縄まで、全国各地の国立ハンセン病療養所へ送還されたという歴史があります。
ハンセン病の患者というだけで、強制隔離や断種・堕胎の強制など筆舌に尽くしがたい人権侵害を受け、私たちの無知や無関心、あるいは根拠のない誤解により、回復者ご本人のみならずその家族も、今なおいわれなき偏見に苦しんでおられます。
しかしながら、道内にはハンセン病の療養所がないこともあって、回復者とその家族に対する人権侵害の歴史がよく知られないまま、回復者の方々の高齢化に伴い、この問題が風化してしまうおそれがあります。
そこで、ハンセン病をめぐる問題を多くの道民の皆さまに知っていただき、回復者とその家族に対する人権侵害の歴史を風化させないため、そして、現在進行形で起きている様々な人権侵害について考え、将来にわたって人権侵害が起きないようにするため、このイベントを開催いたします。
日時 | 2017年(平成29年)1月14日(土) 午後2時~4時30分 (開場は午後1時30分) |
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場所 | ザ・ルーテルホール 札幌市中央区大通西6丁目3-1(南大通と電車通の間の仲通に面しています。) |
イベント概要 | 第1部「北海道一受けたい授業」(仮題) 「多磨全生園の歴史」 北海道札幌国際情報高等学校放送局 「ハンセン病問題について」北海道札幌旭丘高等学校新聞局 第2部「ハンセン病回復者に聞く」 全国ハンセン病療養所入所者協議会会長 森 和男さん 聴き手:札幌国際情報高・札幌旭丘高の生徒さん 外 なお、本イベントのプレ企画として、ハンセン病問題のパネル展・ミニレクチャーを開催します。 ・とき 2017年(平成29年)1月13日(金)午前10時~午後4時 ・ところ チカホ(札幌駅前通地下歩行空間)の北1条イベントスペース(7番~9番出口の間) |
対象 | 誰でも参加できます。 |
定員 | 184名 |
参加方法 | チラシのお申込用紙にご記入の上、FAX(011-821-1811)にてお送りください。 メール(hansen@cerespo.co.jp)でのお申込みも可能ですが、お申込みいただく方の氏名(ふりがな)・年齢・所属・住所・電話番号および同時申込者全員の氏名(ふりがな)と、車いすでのご来場の有無・台数をお忘れなくご記入ください。 事前申込制(受付期間は11月7日~12月23日)のため、当日お越しになっても空席がない場合は入場できませんのでご注意ください。 |
参加申込〆切 | 12月23日(金) |
参加費 | 無料 |
主催 | 北海道,札幌弁護士会、北海道弁護士会連合会、公益財団法人北海道社会福祉士会、北海道はまなすの里、ハンセン病回復者と北海道をむすぶ会 |
後援(予定) | 札幌市、北海道教育委員会、札幌市教育委員会、北海道高等学校長協会、北海道中学校長会、北海道小学校長会、北海道私立中学高等学校協会、公益社団法人北海道私立専修学校各種学校連合会、全国ハンセン病療養所入所者協議会、ハンセン病市民学会、ハンセン病問題を考える会、真宗大谷派北海道教務所 |
問い合わせ先 | 電話011-223-7706(平日午前10時~午後5時/株式会社セレスポ札幌支店内対応窓口) |
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