ご挨拶

ご挨拶

札幌弁護士会  会 長 清水   智
  副会長 佐藤 眞紀世
  副会長 島田   度
  副会長 林   順敬
  副会長 瀧澤 隆之介

 札幌弁護士会のホームページにようこそお越しくださいました。
 私たちは、2023(令和5)年4月1日付で、札幌弁護士会の会長及び副会長に就任いたしました。任期は2024(令和6)年3月31日までの1年間となりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 札幌弁護士会は、基本的人権を擁護し社会正義を実現することを使命とする弁護士の団体として、弁護士及び弁護士会が市民から信頼され期待される存在であり続けるべく、社会における多種多様な法的課題を検討し、解決することに尽力してまいりました。会内には、多くの専門委員会や対策本部を設け、広汎な分野において各種人権擁護活動や法的課題への取り組みを進めています。

 また、札幌弁護士会は、札幌市内や管内各所に法律相談センター及び法律相談所を設置して無料の各種法律相談を実施していますが、相談種別毎の特定分野別弁護士紹介制度や、電話で弁護士による簡易なアドバイスを無料で受けることのできるハロー弁護士相談、女性のための女性弁護士による無料電話法律相談(ほっとらいん・ぶ~け)をはじめとする豊富な相談メニューを用意するほか、地方自治体による法律相談への弁護士の派遣や定期的な出張相談を実施するなど、地域住民の皆様が弁護士に気軽に相談することができるよう努めています。

 市民の皆様のお悩みごとの中には、弁護士が解決することのできるものがたくさんあります。弁護士に相談すべき事柄なのか、弁護士費用が高いのではないかと悩まれずに、まずはお気軽に札幌弁護士会の各種相談をご利用ください。弁護士との相談を気軽に行っていただくことで、弁護士が皆様にとってより身近な存在になれればと存じます。

 近年、新型コロナウイルス感染症がまん延を続け、我々の生活様式は以前と大きく変貌しました。また、2022(令和4)年2月24日に始まったロシア連邦によるウクライナ侵攻は、1年が経過した今もなお戦闘が継続しており、これまで多数の尊い命が奪われ、急速に国際情勢が緊迫したほか、我々の身近な生活においても各種の物価高騰が生じるなど大きな影響が生じています。
 こうした近年の社会情勢の変化の大きさ及び速度はめまぐるしいばかりです。

 私たち弁護士及び弁護士会は、どのような社会情勢にあっても、基本的人権を擁護し、社会正義を実現すべく活動することを使命としています。2023(令和5)年度も、これまでの活動を継承しつつ、その社会的責務を全うし、社会情勢の変化に機敏に対応し、求められる法的サービスを適格に提供しながら、日本国憲法の定める「法の支配」を社会の隅々まで行き渡らせ、地域住民の皆様に信頼される札幌弁護士会であるために、会長及び副会長全員が一丸となって全力を尽くしてまいります。

2023(令和5)年4月1日

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