シンポジウム「北の大地からも最低賃金の引き上げと市民の生活の底上げを!」のご案内
札幌弁護士会では、3月24日に最低賃金の引き上げに関するシンポジウムを開催いたします。
最低賃金の引き上げは、国民生活の安定のために必要不可欠です。この点、近年その引き上げ幅は大きくなってはいるものの、平成22年6月18日に政府が「新成長戦略」において自ら示した「全国平均1000円」という目標額にすら遠く及ばず、これでは憲法が保障する「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」が実現されているか極めて疑わしい状況です。また、地域間格差も大きく、残念なことに、北海道は東京都と比較して146円も低額です。そこで、北の大地から、最低賃金をさらに大きく引き上げ、ひいては国民生活を底上げしていくために、何が必要かを考えるべく、本集会を企画いたしました。
当日は、岡田知弘京都大学大学院経済学研究科教授をお招きし、「最低賃金の引き上げと、格差と貧困の克服をいかに実現するか?」と題するご講演いただきます。さらに、最低賃金に関する当会の調査報告に引き続き、パネルディスカッションを行います。
最低賃金引き上げの重要性を判りやすく発信する有意義な集会にいたしたいと考えておりますので、是非ともご来場をいただきますようお願い申し上げます。
日時 | 平成30年3月24日(土)午後2時~5時 |
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場所 | 札幌市教育文化会館 4階講堂 札幌市中央区北1条西13丁目 |
イベント概要 | 第1部 基調講演 「最低賃金の引き上げと格差と貧困の克服を如何に実現するか?」 講師:岡田知弘(京都大学大学院経済学研究科教授) 第2部 基調報告 札幌弁護士会の調査報告 第3部 パネルディスカッション |
対象 | どなたでも |
定員 | 156名 |
参加方法 | 予約不要 |
入場料・参加費・相談料等の要否 | 無料 |
主催 | 札幌弁護士会 |
共催 | 日本弁護士連合会 |
問い合わせ先 | 札幌弁護士会 電話番号:011-281-2428 |