イベント情報 - 2019年度

シンポジウム「札幌市犯罪被害者等基本条例の制定に向けて」を開催します

あなたも突然、犯罪被害者やその遺族になってしまうかも知れません。殺人、交通事故、性暴力・・・自分自身や大切な家族が犯罪の被害にあうと、深い悲しみや怒り、悔しさ、何をして良いか分からない、何も考えられない・・・という状態になってしまいます。
被害者が日常を少しでも取り戻すためには、被害直後から途切れのない経済面、生活面、医療面などの支援が必要です。そのためには地方自治体による支援がきわめて重要であり、その根拠となる犯罪被害者支援条例が全国的に整備されつつあります。2018年4月に制定された北海道犯罪被害者等支援条例も、そのひとつです。
しかし、一番身近な自治体である市町村についてみると、北海道内ではほとんどの市町村でまだ制定されていません。
札幌弁護士会では、北海道を代表する自治体である札幌市において、被害者への経済的支援等を定めた犯罪被害者支援条例を制定することの必要性やその内容について、皆さんで考えるためのシンポジウムを開催します。

日時 令和元年9月20日(金)午後3時~5時30分(午後2時30分受付)
場所 北海道立道民活動センター(かでる2・7)520研修室
札幌市中央区北2条西7丁目 道民活動センタービル
イベント概要 ・これまでの経過報告
 山田廣(弁護士・札幌市に犯罪被害者条例を作る市民会議)

・被害者の声を聞く
 生井澄子さん(札幌信金OL殺人事件ご遺族)ほか

・基調講演 市町村による支援の必要性
 諸澤英道氏(常磐大学元学長、世界被害者学会理事)

・条例制定市町村からの報告
 木本克己氏(横浜市市民局人権課専任職犯罪被害者等支援担当)

・札幌市議会の取り組み状況について
 横山峰子氏(札幌市議会議員)

・札幌市条例の提案について
 大鹿祐太郎(弁護士)
 諸澤英道氏

・会場ご発言・質疑応答
対象 札幌市民、被害者支援に携わる方、札幌市議会議員、市町村担当者、報道関係者 等
定員 108名
参加方法 事前申込み不要
参加申込〆切 なし
入場料・参加費・相談料等の要否 入場無料
主催・共催・協賛 主催:札幌弁護士会
後援:札幌市に犯罪被害者条例を作る市民会議
問い合わせ先 札幌弁護士会 011-281-2428