イベント情報 － 2013年度

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平成２５年８月２５日（日曜日）に「平成２５年法教育シンポジウムin札幌」が開催されます。 このシンポジウムは，日本司法支援センター（法テラス）と札幌弁護士会などの主催で開催されるもので，平成２３年度の香川・山梨・福井，平成２４年度の京都・岐阜に続いて，北海道では初めての開催となります。

シンポジウムは，「法律専門家ではない一般の人々が，法や司法制度，これらの基礎になっている価値を理解し，法的なものの考え方を身に付けるための教育」である「法教育」を，特に学校現場において普及・発展させることを目的とするものであり，具体的な内容は，（１）京都大学の土井真一先生による基調講演，（２）札幌弁護士会の弁護士と学校教員による法教育授業の実践報告，（３）パネルディスカッションの３部に分かれます。

基調講演をしていただく京都大学の土井真一先生は，司法を中心とする統治機構分野の研究で高名な憲法研究者であり，平成１５年から法務省の法教育研究会にも関わっている法教育にも大変造詣の深い先生です。土井先生には，法教育における指導のポイントでありながら，なかなか具体的に理解することの難しい「法的な見方・考え方」について，土井先生の専門である憲法の学習にそくして具体的に分かりやすく解説してもらう予定です。

札幌弁護士会の弁護士と学校教員による法教育授業の実践報告では，中学・高校の先生と弁護士が，札幌弁護士会の法教育イベントである「ジュニアロースクール札幌」と，月寒高校での弁護士による出前授業の様子について，ビデオ映像等も交えながら紹介します。これにより，教員と弁護士が連携協力して学校で法教育授業を行うことの具体的なイメージをつかんでいただけるものと思います。

最後のパネルディスカッションでは，ゲストとして乙武洋匡さん（小学校の教員としての勤務経験もあり，現在は東京都教育委員も務めています）をお招きして，中学・高校の教員及び弁護士らと一緒に，学校現場で実際に法教育を行う上での工夫や課題等について議論する予定です。

法教育にご関心のある方にぜひ多数ご参加いただけますと幸いです。