法教育授業

内容、学習のねらい

法教育とは、単に法律や司法制度に関する知識を学ぶことにとどまらず、法の背後にある重要な価値(自由・平等・正義・公平など)を考え、社会で遭遇する様々な困難や問題を解決するための具体的な手法・考え方を身につけていただくことを目的としています。民主社会で生活し、社会に関わっていくための力をつけるための講座であるといえます。

本講座では、生徒にとって身近な問題や社会的に注目された問題を題材に、生徒に、グループ単位で解決のための討論を行ってもらい、他者の意見を聞き、自分の意見を述べ、議論を尽くすことを内容としています。

本講座は、解決のための議論を通じて、子供たちに法やルールが日常生活において身近なものであることを理解してもらうと同時に、個人を尊重する「自由で公正な民主社会」の形成者となるために求められる法的な見方・考え方を養うことを目的としています。

講座の進め方

  1. 事前に弁護士が教員と授業案について話し合います。
  2. 弁護士が学校などに出向いて授業を行います(ZOOMなどを使ってリモートで授業を行うこともできます。)。
  3. 授業の進行方向については教員の授業計画に合わせて、教員と弁護士で共に進行をすることも可能ですし、授業全体の進行役を弁護士が担当することもできます。
  4. グループ討論では、基本的に生徒に進行役・書記役をやってもらいます。
    また、よりよい討論ができるよう弁護士が各グループについたり、又は順番にグループを回るなどして、討論の状況を見ながら適宜アドバイスをします。
  5. 以下は授業の流れの一例です。
    1. 弁護士から授業の題材となる事例の紹介、問題提起
    2. グループ討論の開始
    3. 各グループで画用紙、模造紙、黒板などへの結論と理由等のまとめ、代表者による発表
    4. 弁護士による講評、質疑応答
    5. 教員、弁護士から総括

対象者、人数

小学生、中学生、高校生
1クラスからの申込に対応します。
また、クラス単位ではなく、少人数(6人以上)の申込みにも対応可能です。

所要時間

2時間~3時間

実施方法

応募先の学校等に講師となる弁護士を派遣する方法、参加者に札幌弁護士会館に来てもらい、会館で授業を行う方法があります。
オンライン授業についても可能な限り対応予定ですが、授業内容・進行がオンラインに馴染まない場合は、対面授業のご検討をお願いすることもあります。

実績・過去のテーマ

授業タイトル テーマ
金銭支払請求事件~お金は返してもらえるのか~ 契約・事実認定
立法者になろう!~未来の主権者としてルール作りを学ぶ~ 主権者教育
自力救済~やられたらやりかえすって違法なの~ 自力救済の禁止
どこまで”平等”?~平等はどこまで徹底されるか~ 法の下の平等
著作権問題~「パクリ」と「セーフ」の境界は?~ 著作権
紛争を解決する効果的な『話し合い』について考える~調停を題材として 調停
『責任』について考える。~法的責任とはなに?~ 法的責任
「いつか忘れてほしい自分のこと、いつでも知りたい他人のこと」 忘れられる権利
労働と法律「経営難の会社を救え!!」 労働問題
国民主権 国民主権
プライバシー プライバシー
表現の自由 表現の自由
婚約破棄 契約
量刑において考慮される事情 刑事事件・量刑
立法機関と違憲審査権 憲法

なお、これらは過去の実績の一部です。また、過去のテーマを題材とする授業をご希望される場合でも、全てに対応できるものではないことにご留意ください(要相談)。

お申し込み方法

ご希望の方は、①下記の申込用紙をダウンロードし、FAXにてお申込みいただくか、②下記の出前授業・出前講座申込フォームからお申込みください。

申込先 FAX:011-281-4823

授業希望日は、可能な限り申込みから2ヵ月以上先の日にちをご指定ください。申込み内容や時期によっては、ご希望に添えない場合があります。その場合には調整させていただきます。

費用

本講座について、弁護士への講師料は無料です。
ただし、弁護士を学校等に派遣する場合、交通費のみご負担いただくことがあります。
(本授業は小学生、中学生、高校生を対象としております。)

お問い合わせ先

札幌弁護士会
TEL:011-281-2428
FAX:011-281-4823