内容、学習のねらい
ジェンダー(社会的性別)とは、生物学的性別に対し、社会的・文化的役割としての性別を意味します。
たとえば、「男は泣いてはいけない」「料理は女性がするべきだ」などの考え方や、「男らしさ」「女らしさ」等の言葉で表現されることもあります。
このように、今の社会では、個人ではなく「性別」によって役割が固定化され、生き方や働き方が決められてしまうことがあります。
本講座では、生徒さんたちにジェンダー問題について知ってもらうことのほか、どのような社会を目指すべきか、そのためには何が必要かなどを議論し、考えを深めてもらうことを目的とします。
講座の進め方(一例)
- 事前に、担当の先生と弁護士が授業案について話し合います。
- 弁護士からジェンダー問題について、講義を行います(弁護士が実際に学校に出向くほか、zoomなどを使ってリモートで授業を行うこともできます。)。
- 身近な具体例を題材にして、問題点、改善すべき点などについて、生徒さんたちに、議論してもらいます。
対象者、人数
中学生、高校生、大学生、教員、PTA(小学生は応相談)
概ね1クラスからの申込みに対応します(応相談)。
所要時間
1時間程度
実施方法
応募先の団体(学校)に講師となる弁護士を派遣する方法、参加者が札幌弁護士会館に来てもらう方法、オンラインで実施・ご参加する方法があります。
お申し込み方法
ご希望の方は、①下記の申込用紙をダウンロードし、FAXにてお申込みいただくか、②下記の出前授業・出前講座申込フォームからお申込みください。
申込先 FAX:011-281-4823
授業希望日は、可能な限り申込みから2ヵ月以上先の日にちをご指定ください。申込み内容や時期によっては、ご希望に添えない場合があります。その場合には調整させていただきます。
下記フォームまたはFAXでのお申込み完了後2週間を目処に、担当者よりご連絡を差し上げます。
費用
本講座について、弁護士への講師料は無料です。
ただし、弁護士を学校等に派遣する場合、交通費のみご負担いただくことがあります。
お問い合わせ先
札幌弁護士会
TEL:011-281-2428
FAX:011-281-4823