内容、学習のねらい
学校の授業では、日本国憲法を勉強します。
しかし、日本国憲法が私たちの生活や政治の中で、どのように活用されているのかは、具体的にイメージすることがなかなか難しいのではないでしょうか。
現実の社会の中で日本国憲法はどのような役割を果たしているのか、実際に裁判などで取り上げられた具体的事案を通して、法と裁判の専門家である弁護士が分かりやすくお話しします。
本授業では、
- 「最高法規」とは何か?(憲法ってなんのためにあるの?)
- 「三権分立」の真実(弁護士が語る、国会、内閣、裁判所の役割)
- 選挙権を使いこなして日本をよくしよう!(18歳選挙権)
といったテーマについて、社会的なトピックや具体的な裁判例などに触れつつ、日本国憲法の意義や内容をお伝えします。
講座の進め方
- 事前に弁護士が担任の教員と授業内容について打ち合わせをさせていただきます。
上記のテーマに限らず、教員の先生方からご提示いただいたテーマや学習の進度に合わせた授業内容も検討可能ですので、ぜひご相談ください。 - 講義形式だけでなく、グループ討論などにも対応いたします。
対象者、人数
小学生、中学生、高校生、大学生
(その他団体での実施はご相談ください)
所要時間
特に制限はありません。ご要望に応じて設定可能です。
実施方法
応募先の学校に講師となる弁護士を派遣する方法とオンラインで実施する方法があります。
実績・過去のテーマ
- 憲法って何のためにあるの?
憲法は国の最高法規という知識はありつつ、その具体的な意義については分かりにくいところがあります。立憲主義という憲法の基本的な理念について、人形劇や具体例を交えつつ、分かりやすくお話しします。 - 国会、内閣、裁判所と人権救済
ハンセン病問題をテーマに、三権(国会、内閣、裁判所)が基本的人権の救済にどのような役割を果たしたのか、三権分立についてお話しします。 - 18歳選挙権
現在、18歳から選挙権が認められており、高校在学中や高校卒業後すぐに選挙権を行使する場面を迎えます。よりよい社会や国にしていくために選挙権を行使するにはどんなことを考えたらいいのか、憲法における選挙権の意義に触れつつについてお話しします。
お申し込み方法
ご希望の方は、①下記の申込用紙をダウンロードし、FAXにてお申込みいただくか、②下記の出前授業・出前講座申込フォームからお申込みください。
申込先 FAX:011-281-4823
授業希望日は、申込みから2ヵ月以上先の日にちをご指定ください。
申込み内容や時期によっては、ご希望に添えない場合があります。その場合には調整させていただきます。
下記フォームまたはFAXでのお申込み完了後2週間を目処に、担当者よりご連絡を差し上げます。
費用
本講座について、教育機関で実施する場合は弁護士への講師料は無料です。
その他団体で実施する場合はご予算をお知らせください(※謝礼の有無にかかわらず実施を検討いたします。)
お問い合わせ先
札幌弁護士会
TEL:011-281-2428
FAX:011-281-4823