札幌弁護士会人権賞10周年記念交流会

札幌弁護士会人権賞10周年記念交流会

日時:2014(平成26年)年2月24日(月)
場所:東京ドームホテル札幌 ピアリッジホール 

○司会

これより札幌弁護士会人権賞10周年記念交流会を始めます。まず始めに、札幌弁護士会の人権擁護委員会委員長である秀嶋ゆかり弁護士から、人権賞のこれまでの歩みをご説明いただきます。

○秀嶋氏(札幌弁護士会人権擁護委員会委員長)

人権賞は、ちょうど10年前の2004年にスタートしました。その年の3月13日に開催した「市民と弁護士の交流フェスタ」で、札幌弁護士会が人権賞の創設を発表したのですが、そのきっかけは、弁護士会の活動をより多くの市民の方に知っていただきたい、市民の方から色々なご意見をいただきたい、そして協働できるところは協働したいといったことでした。当時、司法改革の流れの中で、未来に向けた弁護士像を提示すべきと言われていたこともあって、私たちとしても、一歩でも二歩でも外に出ていって、市民の方と協同していこうという動きの一つとして、この人権賞の創設ということがあったのだと思います。

人権賞の授与は、札幌弁護士会が公益財団法人札幌法律援護基金の協賛を得て行っています。毎年度、応募ないしは推薦いただいた団体あるいは個人に対して、外部委員5名を含む7名の方で人権賞選考委員会を立ち上げて、そこで選考された1団体、あるいは個人の方に、盾と副賞20万円を授与しています。

私たちが人権賞を10年間続けている中で、色々な方とのつながりが深くなったということが一番の喜びです。それぞれの場所で、さまざまな活動をされている方とお知り合いになって、私たちが、むしろ元気づけられ、学び、活動の示唆を与えられました。それをこの場でも共有させていただき、そして、今後、人権賞をどのようにしていくかということも含めて、皆さまからご意見を伺いたいと思います。

○司会

本日の意見交換会では、皆さまの団体の活動をご紹介いただくとともに、活動のノウハウや経験、直面している課題等を共有し、さらに、市民団体の活動を盛り上げていくためのアイディアについても話し合うことができればと考えています。まずは、お互いのことをよく知るために、自己紹介をお願いします。

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